【レビュー】Blackwidow v3 Pro 最強ワイヤレスキーボードとして2.4GHzワイヤレスとBluetooth接続に対応したゲーミングキーボード

どうもヨコバルです^^。

本稿では、世界的ゲーミングデバイスメーカー「Razer(レイザー)」より発売された「Razer Blackwidow V3 Pro」のレビューをしていきたいと思います。

製品仕様と外観

まず、このキーボードの目玉機能としてワイヤレス(無線化)が挙げられますが、正直キーボードの場合だとあまり恩恵を得られませんが、ケーブルから解放されることがメリットだと思います。

Razerのみならず、他のデバイスメーカーもワイヤレス商品をどんどん拡充していますが、ゲーミングデバイスでも2.4GHzワイヤレスとBluetoothの両方に対応することで、1台で複数のデバイスを操作可能とし、用途を広げられるようにしています。

▼まずは付属物の確認をしていきます。

Blackwidow V3 Pro 本体、リストレスト、USB-C⇔USB-A(オス)着脱式、取扱説明書(ステッカーあり)

日本語配列のフルキーボード。右上にはメディアコントロールキーを搭載されています。

キーボード本体を見ていきます。マット仕上げのアルミニウムとなり、とても高級感があります。
側面や底面(裏面)はシボ加工のプラスチックとなります。

底面(裏面)には角度調整スタンドと滑り止めラバーが設置されています。
角度調整スタンドは2段階調整が可能となります。
また、2.4GHzワイヤレス接続時に必要なUSBレシーバーも底面に格納されています。

Razerの独自メカニカルキースイッチ「Green Mechanical Switch (緑軸)」。スペックは押下荷重:50g、キーストローク:4.0mm、アクチュエーションポイント:1.9mm。

タクタイルフィードバックによる「カチッ」とクリック音が特徴で、CHERRY MXスイッチの青軸に似た性質のスイッチです。

キーが反応する手前で強めの触知(タクタイル感)があり、そのまま押すと「カチッ」とクリック音(クリッキー音)が鳴ります。キーが跳ね返る(押して戻る)際にも少しの抵抗とともにタクタイル感があります。

このキーの特徴として、「キーを押した」ことを触感と音(聴覚)の2つで感じ取れることです。キーの引っ掛かりがあり、押しごたえもあるため、「明確なフィードバック」を求めるユーザーに適していると思います。

PUレザー張りで、柔らかいクッションのリストレスト。本体に装着するタイプではなく、密着したり好きな間隔で設置できます。適切な角度の作りとなっており、手首の疲労軽減に役立てます。

Blackwidow V3 Proの特徴

接続方法

Razer初のワイヤレス技術「Razer HyperSpeed Wireless」(2.4GHz)が導入されており、Bluetooth接続にも対応しています。
2.4GHzワイヤレス接続は非常に高速となり、有線と比べて遅延などまったく感じず、キーボードもワイヤレスの時代へ突入したかと思います。

接続仕様は、有線接続(USB Type-C)、付属のUSBレシーバー(2.4GHz)ワイヤレス接続、Bluetooth接続の3種類。本体側面のスイッチで接続方式の切替を行います。2.4GHzワイヤレスとBluetooth接続を切替出来るため、複数デバイスの切替が容易にできます。

キースイッチのディテール

RGBライティングをより明るく通す透明ハウジングを採用しており、以前のキースイッチより明るくなっています。
キースイッチには多少のゆとりがあり、軸がカタつくことでキーキャップが多少揺れます。これはクリッキータイプのスイッチではよく見られるもので、特に問題ない作りだと思います。

キーキャップ

ABS樹脂ダブルショットキーキャップ。2色成型(ダブルショットキー)なのでラベルが摩耗することがありません。また通常のABSキーウォールより厚みがあり、底打ちしたときの音反響が抑えられ、丈夫に作られています。
キーキャップの表面はテクスチャ加工が施されており、少しザラザラして乾いた質感となっているため、汗でベタつきません。

メディアコントロールキー

本体右上には「メディアコントロールキー」があり、左から順に「戻る(前へ)」、「再生 / 停止」、「進む(次へ)」、「音量調整ダイヤル(真ん中はミュートボタン)」で構成されています。
いい感じで配置されてまとまっており、操作感も問題ありません。

統合ソフトウェア(Razer Synapse)

Razer製品のほとんどは統合ソフトウェア「Razer Synapse」で管理可能となります。
Blackwidow V3 ProをPCへ接続すると自動的にインストール画面が立ち上がり、インストールへ進めることができます。

キー割り当て(キーリマップ)やマクロ、各種機能割り当て、ライティングの輝度・発行パターンなどの設定が可能となります。

まとめ:ワイヤレス技術と確かな質感を求めるユーザーは買いです!

Razer Blackwidow V3 Proのレビューについて、いかがでしょうか。
Razer HyperSpeed Wireless技術により有線と全く同じ操作を体験でき、操作性に優れたメディアコントロールキー、透明ハウジング採用により以前に比べて増したRGBライティング、ABS樹脂ダブルショットキーキャップによる質感向上など、非常に高品質な製品に仕上がっています。

ただし、価格が有線タイプ「Blackwidow V3」の約倍近くあり、キーボードのワイヤレス化にあまりメリットを感じないことから、費用対効果が合わないかなと思います。

デスク上からケーブルを少しでも減らしたい、高品質なフルサイズキーボードを求めている方にとってはとてもいい選択肢となります。

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